他人を生かし、自分を活かす

三日坊主を乗り越えて今日も投稿させていただきます。少しでも自粛の時間を豊かにするお役に立てれば幸いです。

引き続き大愚和尚の「苦しみの手放し方」からご紹介させて頂きます。

東北の大震災の時に、カレーの材料をトラックにめいっぱい積んで、すぐに支援に走ったパキスタン人のタヘルさんという方がいらっしゃいました。彼は数日かけてなんとか石巻市に入り、自衛隊と協力しながら日々炊き出しを行ったそうです。

そして彼の支援活動は一時的なものではなく、今もまだ続いています。

何故そんなに彼が一生懸命に日本の人々を支えてくれるのか?尋ねられた時にこう答えたそうです。「日本人はパキスタンからきた私を支えてくれました。だからこそ私は恩返しがしたい。今後の人生を東北に捧げようと思います。」と。

仏教の言葉に「発菩提心」(ほつぼだいしん)というものがあります。これは「自分以外の誰かのためになりたいと心を起こし、行動をする事」という意味です。

彼のひたむきな想いと行動は人の心を動かし、今でも沢山の人々が彼の活動を支えています。

彼の姿そのものが、他人を生かすための行動は自分自身をも活かしてくれると教えてくれているような気がします。本当に応援される人というのは、きっとそういう人なのだろうと思いました。

そしてその様な人の姿を菩薩(ぼさつ)というのだと思います。

活き活きとしている人というのは自分の為に行動している人より、他人の為に行動している人に多いよう感じています。大変な時だからこそ我利我利亡者(がりがりもうじゃ)にならず、菩薩のように他人を思いやれる行動を起こせる人でありたいと思わせて頂きました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です