かけた想いと時間が特別なものを作る

「星の王子さま」という本の名前は皆様聞かれたことがあると思います。サンテグジュベリ著の世界で1億5千万冊以上売れた不朽の名作です。

あるパイロットの男の人が砂漠に不時着をして、そこである男の子に出会うところから物語は始まります。その男の子は別の星からきた王子様でした。

王子様の星には一輪だけバラの花が咲いていました。王子はそのバラの花が大好きでした。しかし地球には沢山のバラの花が咲いているのを見てとても落ち込みました。自分の星に咲いていた一つしかないバラの花は、ありふれたつまらないものだったんだと。

そう思うと悲しくなってきて、泣いてしまいました。そこに一匹のキツネが現れました。キツネは泣いている理由を尋ねこう言いました。

「もう一回沢山咲いているバラを見に行って、君が大切に思っていたバラと、沢山咲いているバラを見比べてごらん。」

そのバラを今一度見た時に王子様は気がつきます。全然違うと。

その時の文章がとても素敵なのでご紹介させて頂きます。

「君たちは綺麗さ。でも空っぽだよ、誰も君たちの為に死ねない。
通りすがりの人は僕のあのバラを見て、君たちと同じだと考えるだろう。
でもあれは君たちを全部合わせたよりももっと大事だ。
何故って、僕が水をやったのは他ならぬあの花だから。
僕がガラスの鉢をかぶせてあげたのはあの花だから。
ついたてを立ててあげたのはあの花だから。
あの花だから。毛虫を退治してあげたのはあの花だから。
あれが僕の花だから。」

世の中に素晴らしいものは沢山あるのかもしれません。しかし自分にとって素晴らしいものはもともと特別だったからではなく、自分が大切にして、沢山の時間をかけたからこそ特別になるのです。

キツネは言います。

「ようやく分かったね。君がそのバラに費やした時間が、そのバラを君の特別なものにしたんだよ。」

私達には大切なものがあります。大切な人。大切な仕事。大切な夢。それらは天から降ってくるものではなく、自分自身が沢山の時間と手間をかけて特別に育てていくものなのだろうと思います。

手を抜けばバラは枯れてしまいます。外に大切な事を求めるのではなく、今自分にある大切なものに、想いを注ぎ、手間をかけ、素敵な花が咲きますように育てて行きたいと思いました。

オリエンタルラジオの中田敦彦さんのYoutubeでの解説動画を参考に書かせて頂きました。

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