心の休め方

自宅にいなければいけない、これから先にどうしていこうか?考えれば考えるほど、心が疲れてしまうのも無理もないことだと思います。特にニュース、SNS等様々な情報を受けて今、心はフル回転になっています。

体が疲れると、動きを止めて、寝ることで休まることは全員がわかっています。しかし心の止め方、休み方について考えたこともない方も多いのではないでしょうか?

ストレスの発散といえば、旅行をする、美味しいものを食べる、趣味にうちこむなど何か普段の生活と別に、特別な事をするというイメージが多いと思いですね。しかし心の休め方は特別な作業ではなくて、ごく普段の生活の中で、いつもどおりの事をしながら出来る作業です。

心と身体は常に繋がっています。慣れた作業の時、上の空でぼーっと考え事をしてしまった経験は皆さんありませんか?例えばご飯を食べながらぼーっと考え事していたら味の記憶があんまりないというのはよくあります。

つまり体は動いているのに、そこに意識がなく心が動いている状態です。動きに意識がないから、心が動き続けてしまうのです。

具体的には考え事を全て棚上げして、体の感覚に細やかに集中をする事です。イライラしている時にイライラしないように考えても一向にイライラは収まりません。お腹が減ってる時に、お腹が減っている事に考えを向けるとよりお腹が空きます。

イライラしてるなと思ったら、全部棚上げして、足の裏の感覚に集中してみる。今足の裏のどの部分にどれぐらいの体重がかかっているのか、考えるのではなくて感じてみる。

感情を全部棚上げして、深呼吸して、その時に空気が鼻をかすって、肺が膨らむ感じを、考えるのではなく感じてみる。歩く時の足の感覚でも、呼吸でも、作業する時の手の感覚でも、食べてる時の細やかな味の感覚でもなんでもいいです。その時にしている体の感覚に集中する。

全力で走るとなんだかスッキリします。体が全力で動くと考える余裕がないので強制的に心が止まります。運動が最大のストレス発散になると近頃よく言われるの理由の一つでもあります。しかし全力で走らなくても日常生活の中で十分に出来ます。

バカみたいに思えるかもしれませんが、普段の生活の中で、何をしている時でも、ちょっと心が疲れたなと思った時に、これをする習慣がある人とない人では心の疲れ方が全然違います。

私達の心は毎日徹夜をして働き続けるような状態です。仏教の伝統的な心を休める方法ですが、あまり難しく考えずにちょっと疲れたなと思ったら、是非試してみてもらえればと思います。最初はしっくりこないかもしれませんが、運動と同じでやればやるほど上手にできるようになっていきます。

皆様の心が少しでも穏やかでありますように、仏様の前よりお祈り申し上げます。

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